厳密なプロセス制御とテクノロジー(エッジコンピューティングなど)には、パフォーマンスの確保が必要です。ボッシュ・レックスロスはctrlX IPCを駆使し、ハイエンド用途も含め、必要となるパフォーマンスを柔軟かつスケーラブルに提供します。電力損失を最小限に抑え、ハードウェアの設計は冷却コンセプトとファンなしで行うことができます。これにより、長期にわたり障害の発生しない運用が可能となります。
また、ユーザーの要件に合わせたカスタマイズも可能です。多数の拡張オプションとインターフェースによって、ソリューションはニーズに合わせ正確にカスタマイズできます。IPCポートフォリオでは、ソフトウェアおよびエンジニアリング Toolbox ctrlX WORKS の機能も利用可能です。これにより、シンプルなアプリベースのエンジニアリングが実現します。さまざまなレベルの性能から選択できるPRボックス型PCでは、最大100m離れた場所にDR / DEシリーズの12〜24インチマルチタッチディスプレイと組み合わせたり、またはVRシリーズのPanel-PCとして組み合わせた使用も可能です。標準コンポーネントやサードパーティプロバイダーのオープンソースソフトウェアによって、柔軟性と自由度をさらに高めることもできます。
通信用としては多数のインターフェースが利用可能です。ctrlX IPCは、現場レベルとクラウド間の理想的なインターフェイスとなり、大量のデータを高い信頼性で送信できます。たとえば、ctrlX IPCを採用することで、企業は、インダストリー4.0とともに増え続けるデータ量に、強力なエッジコンピューティングを通じて対応できるようになります。データは、制御システムやクラウドなどに転送される前に、エッジコンピューティングに含まれる強力な産業用PCを使用して分散的に処理されます。ctrlX IPCは、この新たな可能性を活用するとともに、エッジコンピューティングプロセスとステータスを監視・最適化します。
ハードウェアとソフトウェアの統合型セキュリティインフラは、アプリケーションと装置の可用性を同時に保護します。ハードウェアは衝撃や振動に対する耐性、さらに高いEMC耐性を提供します。そのため、ほぼすべての用途と環境に対応します。