ドイツ乳製品大手ゾット社、モッツァレラチーズ包装ラインにボッシュ レックスロスのチェーンコンベア「VarioFlow plus」を採用
食品業界で要求される機器への基準は年々厳しくなってきています。また市場競争が激しく、価格競争力も求められるこの分野において、高い生産能力と厳格な製品品質を維持するためには、衛生的かつ信頼性が高い機器と生産ラインの柔軟性が不可欠です。さらに、こうした厳しい基準を満たすため、既存設備のアップグレードやレトロフィット(改修)が頻繁に行われています。
ドイツの乳製品大手のゾット社(Zott)が、モッツァレラチーズ包装用の新たなコンベアシステムを設計するにあたり、重要な選定基準としたのが「品質」「生産性」そして「将来性」でした。同社はシステム設計から設置、導入に至るまで、ボッシュ レックスロス、および同社の「Certified Excellence(公認システムインテグレーター)」パートナーであるHELDELE社の高度な専門技術とノウハウを活用しました。
厳格な比較評価を経て、ゾット社はモッツァレラチーズ包装用の新コンベアラインとして、主要コンポーネントにステンレススチールを採用したボッシュ レックスロスのチェーンコンベアシステム「VarioFlow plus」を選定しました。選定の決め手となったのは、優れた衛生設計をはじめとする製品自体の優位性(柔軟性、高効率、高信頼性)に加え、ボッシュ レックスロスの公認パートナーであるHELDELE Mechatronik GmbHの豊富な経験と実績でした。
新システムにより、ゾット社は厳格な衛生基準をクリアしています。チェーンおよびスライドレールは、米国のFDA/CFR 21(食品医薬品局の連邦規則集第21条)の要件に準拠しています。また、ボールベアリング、リターン(折り返し)部、およびカーブホイールにはすべて両側密閉(シールド)型のステンレス製部品を使用し、食品機械用のNSF-H1規格に準拠した潤滑剤を充填しています。
これにより、日々の清掃業務の負担が軽減され、摩耗が最小限に抑えられるため、大幅な運用コスト削減に繋がります。さらに、スムーズなマテリアルフロー(製品搬送)の実現に加え、優れた操作性やメンテナンス性の高さも大きな運用メリットとなっています。また、HELDELE社はパートナーとしての知見を活かし、VarioFlowチェーン用の側面のラテラルガイド全体を、完全なカスタムメイドのステンレス鋼製コンポーネントとして設計・製造しました。
モーターを任意の位置に取り付けられる「ユニバーサルドライブユニット」の採用により、建屋のレイアウト修正といった、既存の設置スペースを変更することなく導入が可能となりました。さらに、特許取得済みの省スペースかつ低摩擦な「ローラーカーブ」により、長距離の搬送ラインが構築可能となり、消費エネルギーの削減(省エネ)にも貢献しています。本システムが持つモジュール性と柔軟性により、将来的なライン構成の調整や拡張も容易に行うことができます。
ボッシュ レックスロス(ドイツ)とHELDELE社の長年にわたる強固なパートナーシップは、システムの設計・組み立てにおいても最大限に発揮されました。両社の密接な連携により、現場への設置・導入作業はわずか数日間で完了。操業への影響を最小限に抑えるため、あらかじめ計画されていた工場の一時稼働停止期間内に迅速に実施されました。
メディアアセット
基本情報 - ボッシュ レックスロス
ボッシュ レックスロスは、駆動および制御技術のリーディングサプライヤーとして、あらゆる規模の機械およびシステムの効率的、強力かつ安全な動作を保証します。同社は、建設機械アプリケーション、産業用アプリケーションおよびエンジニアリング、ファクトリーオートメーションの市場分野に、グローバルなアプリケーション規模での様々なアプリケーション経験を持ち合わせています。ボッシュ レックスロス は、インテリジェントなコンポーネント、カスタマイズされたシステムソリューション、エンジニアリング、サービスにより、IoTのアプリケーションに必要な環境を構築しています。ボッシュ レックスロス は、油圧システム、エレクトリックドライブおよびコントロール技術、ギアテクノロジー、リニアモーションおよびアセンブリテクノロジー、IoT向けソフトウェアやインターフェイスをお客様に提供しています。80か国以上に拠点を置き、約31,900名の従業員が在籍、2025年度の売上実績は65億ユーロです。
基本情報 - ボッシュ
ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディングカンパニーです。世界中で約 41 万 3,000 人の従業員を擁しています(2025 年 12 月 31 日現在)。2025 年に 910 億ユーロの売上高を計上しました。事業は、「モビリティ」、「産業技術」、「消費財」、「エネルギー・建築技術」の 4 つの事業部門に分かれています。事業活動を通じて、オートメーション、デジタル化、電動化、および人工知能といった普遍的なトレンドを、技術を活用して形作ることを目指しています。 こうした状況において、ボッシュが地域や産業にわたって幅広い事業展開を行っていることは、社の革新性と強靭さをさらに高めています。ボッシュは、ハードウェア、ソフトウェア、サービスにおける確かな専門知識を活かし、単一の提供元からお客様に分野横断的なソリューションを提供しています。また、ネットワーク化と AI に関する専門知識を応用して、ユーザーフレンドリーで持続可能な製品を開発・製造しています。ボッシュはコーポレートスローガンである「Invented for life」なテクノロジーによって、人々の生活の質の向上と天然資源の保護に貢献したいと考えています。ボッシュ・グループは、Robert Bosch GmbH とその子会社 490 社、世界約 60 カ国にあるドイツ国外の現地法人で構成されており、販売/サービスパートナーを含むグローバルな製造・エンジニアリング・販売ネットワークは世界中のほぼすべての国々を網羅しています。ボッシュの未来の成長のための基盤は技術革新力であり、世界 136 の拠点で約 8 万 7,000 人の従業員が研究開発に携わっています
*2024 年の為替平均レート、1 ユーロ=163.8354 円で計算
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