木材加工業では、原材料の有効利用法や高い生産性と効率性が注目されています。こうした側面で継続的改善を進めるために、Aquitaine Electriqueは製材ラインを設計、運用、近代化します。
ボッシュ レックスロスのサーボバルブは、製材のあらゆるステージで使用可能で、止め具、キャンター、スラバー、エッジャーなど多数のマシンに取り付けられています。サーボバルブは新規ラインでも、現在近代化の過程にあるラインでも使用されています。
当社のコネクテッドバルブのメリットの一つとして、内蔵デジタル軸制御(IACマルチイーサネット)を搭載しています。これは独立したモーション機能を使用して、直接接続可能なさまざまなセンサーのデータを処理することで、マシン制御から独立して軸をアクティブに制御します。
各バルブは、汎用電源および通信ネットワークとローカル接続されます。これまで各バルブは制御盤まで配線する必要がありましたが、今では数十センチのケーブルだけで済みます。一つの製材ラインには制御軸が数十に及ぶことが普通でしたが、この配線のシンプル化でセットアップ時間が大幅に短縮されました。ケーブル長が短くなり、ケーブル作業が楽になると、接続エラー、信号損失、ケーブル損傷の問題が低減されて、ラインの信頼性が大きくアップします。
各サーボバルブのマルチイーサネットインターフェースと特定のIPアドレスはAquitaine Electriqueにとっては見つけやすくなり、VPNモジュールによってリモートでトラブルシューティングできるようになりました。各バルブの状態が検出できるようになり、問題対処は対象を絞ったやり方に変わりました。
「3年使用しましたが、すべてのラインにっコネクテッドバルブの使用を拡大しました。内蔵軸コントローラによらないバルブに戻ることはもうないでしょう。新しいバルブのおかげで、起動に要する時間やアフターサービスの面で大きな改善が見られました」
– Patrick Dziura氏(Aquitaine Electriqueダイレクター)
コネクティビティは、要求の変化の激しい環境に耐え得るフレキシブル生産モデルを開発するうえで不可欠です。お客様が購入された一個の予備バルブで、あらゆる軸に使用できます。Aquitaine Electriqueなら、それをわずか数分でリモートでプログラミングできます。
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