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リニアモーションシステムの構築には、時間とコストがかかります。いまこそ変化の時です。Smart MechatroniXの導入でスマートを手に入れましょう!
リニアモーションシステムの構築には、時間とコストがかかります。いまこそ変化の時です。Smart MechatroniXの導入でスマートを手に入れましょう!
リニアモーションテクノロジー

スマートメカトロニクス:シンプルに!

リニアモーションシステムの構築には、時間とコストがかかります。いまこそ変化の時です。Smart MechatroniXの導入でスマートを手に入れましょう!

面倒な同じ仕事を何度も繰り返して行なわなければならないことが、ありますか?アッセンブリーやハンドリングプロセスのためのサブシステムの寸法入力、設定、プログラム、または試運転を行っている方なら、よくお分かりですね。しかし、今はもう違います。

スマートメカトロニクスのためのエコシステム

ボッシュ レックスロスは、プロセス調整、時間不足、プログラミングの高コスト、インターフェースの損失といった悪循環を断ち切ります。どのようにでしょう?答えは、メカトロニクス式ソリューションとサブシステムのエコシステム、、「Smart MechatroniX」です。まず最初の2つのシステム、Smart Function Kit PressingとSmart Function Kit Handlingは、プレス、接合、ハンドリングの一般的なアプリケーションのエンジニアリングと試運転に大きな進歩をもたらします。これらのファクトリーオートメーション作業は、複雑な機械エンジニアリングや時間のかかるカタログ調査、エラーを起こしやすいメディアの中断、コストのかかるプログラミング等なしに、迅速かつ簡単に行うことができます。

多軸ロボット

ボッシュ レックスロスの事前組み立て済みの多軸ロボット:ハンドリング向けのSmart Function Kit

選定と設定をオンライン化

新しいエコシステムが革新的であるもう一つの理由は、カスタマイズ・標準化されたモジュールとコンポーネントで構成されており、これらを素早く組み合わせてスマートサブシステムを形成できる点にあります。オンラインで基本的なタイプを選択し、設定と注文を行い、ソフトウェアのガイダンスを使用して始動させるだけです。このように、クラス最高のコンポーネントを使用して、未来の工場のためのスマートメカトロニクスソリューションを作成できます。それでいて、リソースの使用を最小限に抑えられます。

すべてを一体化し、シームレスに適合

直線軸のハンドリングロボットや電気機械式プレスソリューションは、オンラインコンフィギュレーターによりユーザーに適切なモータ、サーボドライブ、メカニック、制御システムを提供します。サブシステムの「心臓部」であるプリインストールされたオペレーティングソフトウェアにより、ユーザーは試運転プロセスを直感的に操作できます。またビジュアルプログラミングにより、コードを入力する必要がなくなりました。ドライブコントローラは、接続されるとすぐにコードを自動的にパラメータ化します。ハンドリング向けSmart Function Kitの場合、ソフトウェアは直線軸を参照することもできます。

Smart Function Kit

プリインストールソフトウェアによるプラグ & プロデュース:機能モジュールを使用することで、プレスと接合アプリケーション用のSmart Function Kitは、迅速な試運転とより高度な制御システムへの統合が可能です。

Smart Function Kitのエコシステム

Smart Function Kitのエコシステム:メカトロニクス、駆動・制御技術、ソフトウェアで構成された調整済みのシステムソリューションは、互換性のあるエンドエフェクターとオープンなインターフェースにより、さまざまなアプリケーションで使用することができます。

プログラミングはもう古い

ユーザーは、機能モジュールを使い、機械やライン内でサブシステムが行うことを定義します。機能モジュールはライブラリから選択し、ドラッグ & ドロップで正しい順序に配置し、正しいパラメータを与えるだけです。ボッシュ レックスロスは、プラグ & プロデュースにより、現代のファクトリーオートメーションにおける重要な要件を満たします。また、オープンなインターフェースと機能モジュールにより、より高度なシステムや大規模なIoT環境への統合も容易です。特性とメリットの概要:

  1. eツールを使用し、簡単な製品の選択、寸法記入、設定、注文が可能:これにより、時間、コスト、手間が省けます。すべてが調和しています。
  2. プラグ & プロデュース: 試運転ウィザード、自動駆動パラメータ設定、軸参照により、市場投入までの時間が短縮されROI(投資利益率)が改善されます。
  3. プログラミング不要: 直感的なグラフィカルユーザーガイダンスにより、プロセスの設定が容易になり、コストのかかる専門要員も必要ありません。
  4. オープンインターフェース: サブシステムをIoT対応にし、より高度な制御システムやITシステムに迅速に統合できるようにします。

Smart MechatroniXプラットフォームを動画で体験:

大幅な効率化への準備はできていますか。

プレス、接合、ハンドリング作業向けのSmart Function Kitを使用することで、生産企業は膨大な時間を節約でき、孤立したソリューションを回避し、未来の工場への道を切り開くことができます。開発作業はさらに進歩しています。つまりボッシュ レックスロスはSmart MechatroniXエコシステムを今後も徐々に拡大し、他のアプリケーション分野もカバーしていきます。すでにラインアップされています:分注作業のためのSmart Function Kit Dispensingや、線形ロボットや多関節のロボットに人間に近い感性を与え、まったく新しい自動化シナリオをもたらすSmart Flex Effectorがあります。スマートメカトロニクスのツールボックスは増え続けていますが、その目的は変わらず、より少ないリソース、より高い柔軟性、そして市場投入までの時間を最小限に抑えることです。

いかがですか? さらに詳しく!

ダニエル・バウアー

執筆者: ダニエル・バウアー
役職: Smart Function Kit プロダクトオーナー、Bosch Rexroth AG