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Transparent Forestry Machine:Ponsse社がIoTでアフターセールスサービスを改善
Transparent Forestry Machine:Ponsse社がIoTでアフターセールスサービスを改善
オフハイウェイモバイルソリューション

透明性を実現した林業機械:Ponsse社がIoTでアフターセールスサービスを改善

ハーベスターは素晴らしいマシンです。稼働時は、非常に経済的。林業機械メーカーのPonsseは、ボッシュ レックスロスおよび Bosch.IOと提携し、アフターサービスを改善しています。

他のオフハイウェイ車両の製造メーカーと同じく、Ponsse にとってアフターサービスは、重要かつ負荷の高い課題です。というのも、フィンランドを拠点とする同社が提供する効率的なCTL(短幹集材)方式の林業機械は、通常遠隔地で、かなりの負荷のかかる環境で動作しているからです。想定外の機械の停止を防ぎ、ダウンタイムを最小限に抑えるためにも、Ponsse Serviceは、俊敏かつ早期の段階で対応しなければなりません。より広範な保守作業を含むフルサービス契約の場合には、なおさらです。ボッシュ レックスロスとBosch.IOのIoT(モノのインターネット)ソリューションを活用して、Ponsse社は、林業機械を常に稼働できるようスタンバイ状態にするという顧客の希望を実現しました。

深い洞察力で生産性を向上

ボッシュ レックスロスのハードウェアと、IoTパートナーであるBosch.IO のソフトウェアコンポーネントは、Ponsse社の既存のインフラストラクチャにシームレスに対応します。これにより、マシンの状態が分かるようになり、サービスエンジニアが遠隔でも機械の詳細情報を得ることができます。Ponsse社は、顧客に一歩進んだ新しいレベルのサポートを提供することができるのです。

収穫用のマシン(ハーベスター)は、本来、遠隔地域での使用を想定して開発されています。そのため、想定外の動作停止やダウンタイムを最小限に抑えることが絶対条件です。(写真:Ponsse)

収穫用のマシン(ハーベスター)は、本来、遠隔地域での使用を想定して開発されています。そのため、想定外の動作停止やダウンタイムを最小限に抑えることが絶対条件です。(写真:Ponsse)

長期的なパートナーから得る IoTコンピタンスの集結

Ponsse社では、すでに長らく機械のデータを記録・送信する独自のIoTインフラストラクチャを導入しています。これがPonsse Managerで、オペレーション、車両全体、ドキュメントプロセスを管理するためのツールを顧客に提供するものです。油圧コンポーネントの分野で長年にわたって築いてきたボッシュ レックスロスとの協力関係は、現在のデジタルトランスフォーメーションの一環として拡大しています。

油圧ポンプなどの回転部品の構造から発生する騒音を解析することで、予知保全の前提条件をそろえることができました。レックスロスのコンポーネントの利用データも予知保全の項目に含まれています。車両で収集されたデータは、同じくボッシュ レックスロスが開発した特殊なアルゴリズムを用いて分析されます。

モジュール式構築ブロック

このIoTプロジェクトでは、モジュール式IoTの価値提案を行うBODAS Connectの各モジュールが使用されています。BODAS Connectを利用して、ボッシュ レックスロスでは、オフハイウェイ車両メーカーに自由度の高いインフラ設計を提供し、実績ある組み立てやすいモジュールを使用し、ソリューション開発期間を短縮します。ボッシュ レックスロスのIoTキットシリーズは、接続デバイスからデバイス管理、データ管理、アプリやサービスのポートフォリオ全体に至るまで、多彩なラインナップをそろえています。Ponsse社は、インテリジェントなセンサーソリューションのほか、クラウドベースのデータ管理サービスであるBosch IoT Insights(Bosch.IO製)を使用しています。ここで、収集したデータを保管・管理し、ダッシュボードで視覚化します。

 (写真:Ponsse)

(写真:Ponsse)

プロアクティブな顧客サービス

2019年に導入されたIoTソリューションは、Ponsse社にプラスの効果をもたらしています。プロアクティブなアフターサービスが可能になり、顧客に潜在的な問題を指摘するとともに、機械が故障する前に対策を講じることができるようになりました。全体的に見て、Ponsse社は顧客の問題を迅速、かつ効率的に処理できるようになり、サービス部門と連絡を取り合うことで更なるプラス効果が生まれています。